2010年8月28日土曜日

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 カーマイン・ガロ著



スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則


作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二


満足度:★★★★☆





ご存知アップルのCEO、スティーブ・ジョブズさんのプレゼン術を分析した本です。





まず、この本の訳者もあとがきに書いていましたが、読んでいる間は物欲との戦いでした。どうにもマックが欲しくなり2回くらいtwitterにつぶやきましたw





で、本題ですが、私が一番感心したのは、あのジョブスさんと言えど、あのすばらしいプレゼンは、アドリブで軽くこなしているのでは無く、何度も何度も何度も練習した成果なんだということです。


私もお客さんに商品説明などをたまにすることがありますが、完全にアドリブ。話す内容はぼんやり考えていますが、常に出たとこ勝負なので、説明中はどもったり、ギクシャクしたり散々です。


今度からはジョブスさんを見習ってしっかり練習しようかと思います。





もう一つ印象深かったのは、「バケツ方式」という、質問の答え方です。



あるていど予想される質問をカテゴリーに分け、予め回答を考えておく。


質問された時、その質問のキーワードから準備したカテゴリーの中で一番近い回答をする。



というものです。


普段、テレビなどでも観客から質問を受け、それに回答するような場面がありますが、いつも、「質問内容から若干ずれてるな-。回答の部分だけ聴くと筋が通ってるようには聞こえるけど」と感じることがありました。





こういう人たちは、この「バケツ方式」で回答していたのかもしれませんね。


何も準備せずに、へんてこな回答するよりよっぽどいいですからね。









スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則







お客さんなど、人前で話しをする人には読んでおいて損はない本でした。





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