http://www.j-cast.com/tv/2010/07/30072280.html
たとえば1000万円以上の預金に対して2%課税する。 この主目的は、日本の金持ちの資本主義的欲望を喚起することである。日本人にありがちな貯金などというセコセコした後ろ向きの行動をしるとゼ ニを取られてしまうため、持ってるゼニを活用してもっとゼニが儲かる方法を積極的に追い求めるようになり、経済が活性化する見通しなんである。「証券」な どは、言うまでもなく、そうした経済活動の筆頭だろう。
これによって、「税収は上がり、景気にもインパクト」(白川)があり、銀行で眠ってる死に金(150~200兆円)が市場に出回ってくる。消費税のような逆進性はない――と良いことずくめ。
ネットでの反応を見ると、批判的な意見が多いですね。
タンス預金が増えるだけとか、銀行にお金が集まらなくて金融が回らなくなるとか。
私としては、全ての預金に対して1%以下の課税なら賛成かなと。
現在の税のバランスとして、ストックに対する税は少ししかなく、ほとんどがフローに対する税です。
今、世の中はデフレ状態であり、国民の給与は減り、消費は落ちています。
これはフローが縮小しているということで、当然、それを主とする税収は減っていきます。
また、よく言われるたとえですが、お金は血液であり、どこがが詰まったり停滞すると健康を害します。
みんながお金を貯めだすと、当然フローの方に回るお金が減り景気が悪くなり、税収も減ります。
やはり、1400兆円も資産(ストック)があるのは多すぎると思いますし、その一部がフロー(経済)に流れるような仕組みがあった方がいいと思うんです。
白川さんの言う2%については、ちょっと高いと思います。
まずは、0.3~0.5%で始めて、お金の動きを観察してから1%にあげたらどうかと思います。
2%じゃ、一気に銀行からお金が引き上げられるかもしれないですから。金利が3%くらいあれば別ですが。
あと、銀行は預かったお金を大量に国債に向けてるから、国債暴落に繋がるという意見もありますが、
前提として個人国債も貯蓄税対象なんですかね?
不公平かもしれませんが、個人国債は貯蓄税なしとしたらOKじゃないかと。
などと昨日からぼんやり考えていました。
「資産税」という話を大前研一さんがこちらで言及していた(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/163/index.html)ので、こちらも読むと面白いかもしれません。
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