2010年10月25日月曜日

「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲著



満足度:★★★☆☆


ネットで賛否両論?の一冊です。


自己啓発や幸せとは何か?を橘さんの視点でズバズバと言っています。


出てくる統計は、私が思ったのと違う視点で解釈されて、「あ、そういう見方もあるな」と感じるところが多々ありました。


また、心理学などよくご存じのようで、確かにそういわれるとそうかも、と感じるところが多かったです。


ただ残念なのは、タイトルや前半部の話から、読者が期待するであろう内容から、ちょっと外れていることです。


前半から言いたいことを淡々と(視点は新鮮で面白いですが)書いていって、最後の1、2ページでタイトルでもある


「たったひとつの方法」をぺろっと言って終わり。


なんか、タイトルと結論は「おまけ」で付けたような感じがしました。


なかなか評価しづらい本でした。








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