2010年9月4日土曜日

為替介入とか



私がチェックしているブログの中に、堀古さんのブログがあるのですが、今回アップされていた記事がとても腹落ちした。


第270回 口先介入も、非不胎化介入も、為替介入は愚策





まず、政府の為替介入については、



私はよく為替介入を、「勉強もしないで成績表だけ書き換えるようなもの」と例えます。為替相場も成績表も「結果」であって、その場だけインチキをし てしのぐ事ができても、後で必ず痛い目に遭う、という意味です。



と一刀両断。要は市場のボリュームを甘く見るなと言うことみたいです。


そして、じゃぁ、円高はどうすればいいの?というと、



他国の国債を買うくらいであれば、自国の国債を買えばいいのです。


日銀が国債を購入する事は、市場に流通している国債を通貨に入れ替える事を意味します。



そうですね、自国の国債を買っていくのは日銀が円を新しく刷ると言うことなのでその分、円の流通が増える→円の価値が下がり円安になるということですね。


そして最後に辛口な一言



そんな事をしたら為替市場で円が売られてしまう、とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。し かしそのような方に今一度お聞きします。「円高で困っているとおっしゃっていたのではないのですか」と。






そうそう、そうなんです。


いつも不思議に思っているのですが、政府の借金がとんでもない額だから、財政再建しないと大変だとよくいわれるのですが、でも為替は円高。長期金利も1%を切る水準。


借金が多くてヤバイ国なら、通貨安の金利上昇が普通ですよね?





もしそれによって大幅な円安になったとしても、日本製品が海外でガンガン売れだして、儲けを円に換える動きが出てきて、さらなる円安には歯止めがかかると思うんです。





そんな風に思っていたので、なんか堀古さんのこの記事をみたら、自分の考えはそんなにおかしくないかな、と少し安心しました。





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